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IRON

Design

Furniture

by IRON WORKS

「鉄は錆びるから」

 …と、嫌われた時代もありました。

多くの一般住宅は、ベランダや手摺はアルミ製品へと代わり「メンテナンスフリー」と思われておりました。

しかしアルミ製品も、長年経つと錆びることに気が付きます。

 「結局…白っちゃけちゃうよね」

 表面の被膜が…とかいろいろと難しい話がありますが…アルミも錆びるのです。

 …とにもかくにも、どんな物にも永遠というものはありません。

「鉄は錆びて朽ちていく姿もカッコイイ。

自然の変化です」

ある建築デザイナーさんはそう仰いました。

 「木も人に優しいが、鉄も優しい。質感も良い」

…面白いことをいう人もいるもんだな…と思いました

 知恵をしぼり…

「もっと錆びさせないための工夫」もあります。

「どぶ漬けメッキ加工」

これも最初は光沢がありますが、風雨でやがて褪め、渋いグレー色となります。程よい結晶のような光沢のムラも良いですね。

「工場の階段のようなイメージで」

「見晴らしの良さを重視して…」

「でも、雨の日は鉄は滑るよね」

そんなことでもお応えできるノウハウも、弊社は持っています。

「でもメッキ加工だとお高いのでしょう?」

少しでもコストダウンをしたいお客様には、先にメッキをした材料を使用。加工部のみ補修塗料という方法もあります。

弊社は日々、漠然とした「言葉のオーダー」から 材料を選択しながらデザインをし、図面として…現実の製品としております。

「ベランダがサビて危ないから補修して」

そんな作業も多々あります。

大抵は角パイプで造られたベランダの手すりとか。

角パイプは内面に十分な防錆塗装が出来ません。

屋外使用の場合、そして内側と気温との温度差で結露をしたり、雨水が溜まって錆び、そして朽ちます。

 「30年、40年経てば…ね」

 それでもなら「ほぼ補修可能」です。

 もちろん限度はあります。

 その場しのぎでは意味がありませんから。

でも、人は誰しも同じ過ちを繰り返さないように考えます。

 どうせなら…

 「アルミがいい…けど加工がね。」

 「ステンは高いもんね…」

 でも一番簡単なお話…

 「だったら無垢材を使えば」

 …単純にそれだけのこと。

 柱などの躯体には無理ですが、日々目にする手摺などでは、十分可能です。

 細身でも強度がある製品は「鉄」だからできること。

 「じゃぁ表面が錆びてきたら?」

 …缶スプレーで 「シュッ!」 

 DIYでもまた新品のような美しさを味わえます。

屋内使用ならば…

室内使用の場合、

 

屋外使用とは違った「デザイン」や「仕上がり具合」を求められます。

誰しも品物を買ったら、しばらくは目で楽しむ。

「愛でる」わけですから…。

 最近問い合わせが多いのは…

            「デザイン階段」。

 施工事例はまだまだ少ないけども、非常に興味があり、海外のオシャレな階段を画像で観ては

妄想で製作をし、依頼が来るのをお待ちしております。

 オシャレさんで簡単なところだと…

 ワイヤーシステムを用いた手摺。個人住宅向けのものから、商業施設の向けのものも…ニーズも増えてきて、取り扱い量も増えました。

 また、弊社のファニチャー類は、「愛でる楽しみ」を考慮して「仕上げ」を重視して製作をしております。 

物には適した作り方 というものがあります。

では…屋内使用のファニチャー製品とは…?!

昔はよく隣接工場から「作業台を作って!」という依頼がありました。

分厚い鉄板を載せたテーブルや、立って作業をして丁度いい高さの専用作業台…などなど。

 「飯のタネだから頑丈な物を作ってくれ!」

 なんて、町工場の方々からのニーズがありました。

…ラフに使っても丈夫で長持ち…そんな品物を得意としております。

たまに近所の方からも、市販のテーブルの脚を持ち込まれ「壊れちゃった」なんていうお話もありました。

 「溶接で直して」

…残念ながら、家庭用家具はカンタンにはいきません。

薄すぎる鉄板で造られた製品は、溶接もできないこと。

そして溶接は、キレイな色に焼き付け塗装をされた皮膜を、熱で燃やしてしまいます。

 

お気持ちはわかりますが…安易に「元通り」には、なりにくいのです。

  「壊れた原因を絶たないと、また壊れます。」

メーカー製は、よく計算されて しのぎを削って、必要最小限の材料で製作をされています。

が、想定外の使用目的には強度的に弱いもの。

もし弊社が全く同じで作ったら「小さい町工場だからコワレタ」「腕が悪い」そう言われて信用を失うだけ。

 

慎重になって強度を考えたり手間をかけていくと…高くなっちゃいます。

なので せっかくお話を頂いたのに「ごめんなさい」というのが辛いのです。

市販の大量生産品と比較されると困るけど…多少ゴツくなっちゃうけど…でも、職人手作り品って、アタリマエの中にお客様への「愛情」があるものです。触ってケガをしないように…他の製品を傷つけないように…等などなどなど、余計なことを考えたり…

「漢はだまって…」そんな製品製作を心掛けています。

 まぁ男心というのは異性に伝わらないものですけどね。逆もまたしかりで…難しいものですね。

 

 最近 また「鉄の良さ」がクローズアップされてきました。

室内インテリアのワンポイントで「アイアン」として使われる方が多くなってきたのです。

 「鉄の質感」 「鉄の丈夫さ」 「鉄の重量感」…etc。

 「木よりもアイアン」 …そう選ばれるお客様がいらっしゃることを知りました。

 我々が町工場に作っていたものはインダストリアル・デザインと呼ぶそうです。

 ならば … 我々にも何かできないか。

 弊社で出来る事…弊社「だから」出来る事を製品に…

ファニチャーを鉄工屋の職人が造るなら…

 

  「本物嗜好

使用する鋼材は「建築で使われている物」。

溶接も手法も建築用と同じ。

 半自動溶接機を用い有資格者が行い、極力加工キズを抑えて研磨しております。

 というものは、不思議と材料に「厚み」があると、質感があるように見えるのです。

 かの自動車メーカー「H」の創業者様は、昔々、車の屋根の鉄板の厚み「0.2ミリの違い」も言い当てた…という逸話があるくらい。「重厚感」という言葉がありますが、人の目って厚みすら感じられるものなのかもしれません。

 溶接材においては…今の世は、「輸入鋼材」も「輸入溶接ワイヤー」もありますが…溶接がしにくく、また、品質もわかりません。

 溶接がしにくい…というのは微妙なニュアンスですが、溶接で接合しております故、非常に重要な部分。それが「やりにくい」というのでは困ります。

 研磨も、粗い目のグラインダーで削ればあっという間ですけど、素材にキズをつけぬよう、ギリギリで止め、粗目・中目・細目と3段階に分けて研磨をし、表面を削り過ぎないように…加工キズが目立たないように…。

 また、お客様が直接素手で触ってもケガをしないように…十分配慮をしております。

ファニチャーの最期の仕上げは「検品・梱包」

 小さな小さな会社の事務所内で…女性スタッフが綿手袋をし、1つずつ検品と梱包をしております。

 出荷梱包前にもう一度「女性の目」で検品をしてます。

 実際に触った感触、キズなどがないかもう一度チェック。

 製品は「金属」ですから、細心の注意を払ってます。

 そして、厳重かつ、コストがかからぬようなバランスで梱包をし、発送を致します。

 この部署が一番「厳しい目」かもしれません。

 通信販売の出荷に関しても、弊社のツール販売ノウハウから、多くの運送業者さんにお見積りをとり、交渉をしております。

 ファニチャーの仕上げは「焼き付け塗装」

 提携塗装工場には、たくさんの有名メーカーの製品や、電車、世界的に有名なネズミ君が舞踊る浜で使用される品物などを、日々焼き付け塗装をしている工場に依頼をしております。

 弊社に初めて一枚板の脚の製作依頼が来た際、サンプルとして持ち込まれた他社製品は、とてもお粗末なものでした。

 防錆塗装済み鋼材に缶スプレーでシュッとしたものや、建材用の塗料で塗られたであろう品物…。

 缶スプレーや、一般的な塗料では、十分な乾燥がしきれず、いつまでも塗料のニオイや、軟化した塗料がフロアや板を汚して色移りさせてしまいます。

 「他人様のことは言えないけども…

            どうせ弊社が造るなら…」

 創業40年超えの弊社ですから、複数の工場に伝手があり、実際に持ち込んで、仕上がり具合とコストとバランスを検討し、拘りました。

 この為の検品もかかせません。

 

 ダメなら「やり直し」。

 缶スプレーで済むならラクだもん、

 弊社でも とっくにやってます。

 安い方が良ければ他のをどうぞ…

 私だって、品物は少しでも安い方がいいですから。

 でも…せっかくの製品ですから、ここまで手間をかけないと…

 

 私達だって満足できません。

 例えば一枚板が高級で素晴らしいのに、脚が安物ではカッコ悪くなります。

 塗装が安い品物を買い…お客様を招き、自慢のファニチャーが「塗料臭い」と思われるのも、大変カッコ悪いものです。

 私達が考える

 「最低限の以上の手間」と「コストのバランス」の製品でございます。

 一枚板の脚・その他のファニチャー 続々と展開していく予定です。

  街の名もなき鉄工職人が造った「量産品には無い良さ」をお楽しみ頂けたら幸いでございます。